① 適切な診断
当院では、現代的な診断基準と言えるDSM(アメリカ精神医学会が発行、日本精神神経学会が翻訳)を基としつつ、従来型の考え方(神経症やヒステリーなど)も解説として取り入れた、合理的・治療的な診断を心がけています。
② 薬の使い方
薬物療法は、必ずしも必要ではありません。その疾患に対して有益と思われる薬であれば、必要最小限、使用してもいいと考えておりますが、その際は副作用や相互作用の少ない順に処方していきます。また、最初から何種類も処方すると、効果があっても副作用があってもどの薬が原因なのか分からなくなりますので、1つずつ試していく形で処方することになります。いきなり多剤・大量処方することは決してありません。