私(院長)の新型コロナ抗体価を測ってみました
- 2021.10.23
皆さん、こんにちは。鴻池新田の心療内科「心のクリニック三木医院」の院長、三木です。
さて、私は当ブログの一番最初の投稿でもお伝えしているように、今年3月には既に新型コロナワクチン(ファイザー製)を2回接種終えております。
世間的には(日本では)最も接種が早かった部類になるかと思います。
その分、一般の方よりは抗体価の減少も早く起こっていると思われますが、それが感染後の発症・重症化予防にどこまで影響あるのか知りたいところです。が、いまだ医学的データがない状況です。
世界でいち早くワクチン接種を進めたイスラエルでは、(前回ブログにも書きましたが)今年5月から6月にかけて感染者数・死者数がともにほぼゼロになりましたが、6月末以降また増加に転じたため、ワクチン3回目の“ブースター接種”をも進め、その結果、また感染者数が減少に転じた経緯があります。
当院で先日よりついに「新型コロナの抗体価(=抗体の量)」を測ることが出来るようになりました(※これに関しては後日、本サイトのトップページに案内を掲載予定です)ので、まずは自分の抗体価を測ってみようと思い、10月12日に採血して測ってもらいました。
その結果、、、
新型コロナウイルスに対する中和抗体の量は、私の体内には「ワクチン1回接種した後の平均値」くらいしか残っていませんでした…。
ワクチン未接種よりははるかにマシではありますが、やはりこれでは心もとないと思ってしまう数値です。
日本政府は「早ければ12月から」3回目ブースター接種を開始するとの事(10月12日、岸田総理の参院本会議発言より)ですが、これに期待するとともに、なお一層の感染予防に努めていきたいと思う次第です。
当院では新型コロナ抗体価の定量検査を、1回の検査につき総計5500円(診察料・検査結果郵送料・消費税込み)で受け付けますので、ご希望の方は当院診療時間内にお電話ください。