ブースター接種後の抗体量を測定してみました
- 2021.12.24
皆さん、こんにちは。鴻池新田の心療内科「心のクリニック三木医院」の院長、三木です。
さて、ついにオミクロン株の市中感染が相次いで確認されるようになりましたね。
もはや既に蔓延している可能性もある中、頼りはワクチンの抗体量だけといったところでしょうか。
先月11/16付の当院ブログでも紹介したように、ワクチンを2回接種しても、接種後4ヶ月目と6ヶ月目の違いだけで感染率に差が出ております(つまり、2回接種後から6ヶ月経ってたら既にワクチンの効果は減弱しているという事)。
院長である私は同じく当院ブログでお伝えしたように、去る3月にワクチンの2回目を接種済みであり、先月末(11月)に2回接種後から8ヶ月経っているため、先日12/4に3回目“ブースター接種”を接種済みであります。
その3回目接種後から2週間経過した12/18、当院内で、自分のウイルス抗体価(新型コロナに対する抗体量)を測定しました。
その結果が下の数値になります。
ちなみに2回接種後6ヶ月半経った10月12日に測定した抗体量は、1165.7でした。
ブースター接種して、抗体の量が10倍以上増え、2回接種後すぐの人と同等まで回復しています!
これは、当院の抗体量測定案内サイトでも紹介しているように、2回接種後半年たった段階よりは明らかに安心といえる数値となります。
https://miki-iin.net/pdf/covid_koutai.pdf
もちろんオミクロン株にそれがどこまで当てはまるかは不透明ではありますし、今後も引き続きマスクや手洗い等の感染予防に努めなければいけないことは変わりません。
ただ、ブースター接種が抗体量を回復させることは、身をもって証明することができました。
当院では今も新型コロナワクチン(ファイザー製)の受付を行っております。
また、自費にはなりますが抗体量の測定も行っております。
皆さんも是非、ワクチン接種の励行をお願いします。